ウタもの
Posted by Arsène
「ウタもの」について、用語の意味などを解説
ウタものとは、声楽用として作曲された楽曲、または声楽的メロディの楽曲。
インストの対義。→インストゥルメンタル
音楽用語 Related
- ア・カペラ a capella(ラ) ア・カペラは、楽器伴奏のない合唱曲。アカペラと表記されることもある。元は、簡素化された教会音楽の様式や楽曲を指し、「礼拝堂風(聖堂風に)」という意味を持つ。...
- ベル・カント bel canto(伊) ベル・カントとは、「美しい歌」の意。18世紀に成立したイタリアの歌唱法。声自体の美しさ、むらのない響き、なめらかな節回しを重視する。...
- ヴォーカル vocal(英) ヴォーカルとは「声の」の意。特にポピュラー音楽などにおいては、歌手及びその歌唱を指す。ボーカルとも。...
- 打ち込みもの 打ち込みものとは、シーケンサーやコンピューターに入力した電子楽器を自動演奏させ、人間の生演奏では不可能である正確無比なリズムやフレーズを得る、という手法を取り入れた音楽作品、アレンジを指す通称。...
- エコセーズ ecossaise(仏) エコセーズとは、19世紀に流行した2拍子系の速い舞曲。エコセーズの原意は「スコットランドの踊り」だが、起源は不明。...
- カノン canon(英・仏) カノンとは、対位法手法のひとつで厳格な模倣を用いたもの。またその手法により作られた楽曲。同一の旋律を複数の声部が一定の時間的間隔をおいて模倣して行くタイプが一般的。ある声部の旋律を他の声部が模倣する…...
- 奇想曲 capriccio(伊) 奇想曲=カプリッチョ。気まぐれな性格の器楽小品。...
- 幻想曲 fantasy(英) 幻想曲とは次のような意味を持つ。 (1)特定の形式によらず、自由に楽想を展開させた楽曲。 (2)バロック時代の模倣対位法による器楽曲の一種。 (3)19世紀のキャラクター・ピース。幻想的・夢幻的な雰…...
- 賛美歌 hymn(英) 賛美歌とは、キリスト教の宗教歌曲。日本では特にプロテスタント教会で「賛美歌」という訳語が用いられる。讃美歌とも記す。...
- シンフォニア sinfonia(伊) シンフォニアとは次のような意味を持つ。 (1)交響曲。 (2)バロック時代の器楽曲の題名。種々のタイプの楽曲の曲名として用いられた。 (3)A.スカルラッティが確立した「イタリアふう序曲」の事。...
- テノール tenor(英・仏) テノール(テナー)とは次のような意味を持つ。 (1)初期多声音楽で、定旋律がおかれた楽曲の中心声部。「保つ」という意味のラテン語(tenere)に由来。 (2)男声の高音域。 (3)4声体多声書法の…...
- バス bass(英) バスとは、男声の声種のひとつで、最も低い声部で特に低音域を特徴的に用いる。コントラバスの意味や、バス・クラリネットなどの属の低音域を担当する楽器に付ける語として使われる事もある。 ソプラノ メゾ・ソプラノ…...
- 表現主義 Expressionismus(独) 表現主義とは、20世紀初頭、絵画における表現主義の影響下に、シェーンベルク達が採った自己の内面の表出を第一に考える音楽の傾向。...
- ファンダンゴ fandango(西) ファンダンゴは、スペインの舞曲。軽快な3拍子でギター、カスタネット、タンブリンなどで伴奏される。...
- ポルカ polka(英・独・仏・伊) ポルカ(polka)とは、1830年頃チェコ(ボヘミア)で興り、急速にヨーロッパに広まった速い2拍子の舞曲。...
- マーチ march(英) マーチ(march)=行進曲。スネア・ドラムを中心とした2拍子または4拍子の反復リズムが特徴。形式には、総合3部形式(主部-トリオ-主部)やそれを拡大した形が一般的。 マーチテンポ マーチング・バンド...
- ユモレスク humoresque(仏) ユモレスク(humoresque)とは、19世紀の器楽曲の名称。気まぐれな所のある、空想的でユーモラスな性格の曲を指す。 また、シューマンのピアノ曲「フモレスケop.20」は、音楽の題名として…...
- ラプソディ rhapsody(英) ラプソディ=狂詩曲。19-20世紀の曲種名で、自由奔放な性格を持ち叙事的、民族的な色彩を帯びる事が多い。...
- ロック rock(英) ロック(rock)とは、ポピュラー音楽の1スタイル。 1950年代リズム・アンド・ブルースにカントリー音楽を加味して生れた(ロックンロール)の略称。ビートルズ登場以後音楽的に発展、多様化してプログレッシウ…...
- ワルツ waltz(英) ワルツとは、19世紀にウィーンを中心に流行した3拍子の舞曲。男女が抱き合い旋回しながら踊る。舞踏を伴わない演奏会用楽曲としても定着。円舞曲。ショパン、ヨハン・シュトラウスの曲が有名。円舞曲。仏語ではva…...
「ウタものとは」音楽用語としての「ウタもの」の意味などを解説