カンタータ
cantata(伊・英) カンタータの原意は「歌われる曲」で、ソナタが「楽器で演奏される曲」である事に対する。バロック時代に独唱・重唱・合唱などを用いた多楽章形式の曲となる。歌詞の内容により「教会カンタータ」と「世俗カン…
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cantata(伊・英) カンタータの原意は「歌われる曲」で、ソナタが「楽器で演奏される曲」である事に対する。バロック時代に独唱・重唱・合唱などを用いた多楽章形式の曲となる。歌詞の内容により「教会カンタータ」と「世俗カン…
capriccio(伊) カプリッチョとは次のような意味を持つ。 (1)17世紀の自由なフーガ風の鍵盤音楽。 (2)19世紀の気まぐれな性格の器楽小品。「奇想曲」。パガニーニ、ブラームスに作品例がある。 奇想曲 カプリッ…
canon(英・仏) カノンとは、対位法手法のひとつで厳格な模倣を用いたもの。またその手法により作られた楽曲。同一の旋律を複数の声部が一定の時間的間隔をおいて模倣して行くタイプが一般的。ある声部の旋律を他の声部が模倣する…
gavotte(英・仏) ガヴォット=17世紀フランスの舞曲。中庸な速度で2/2拍子。アウフタクトの開始が特徴的。
oldies(英) オールディーズとは、1950-60年代初期にかけてのロックン・ロール、R&B、ポップスの総称。特にビートルズ登場より前の時代のヒット曲を呼ぶ事が多い。本来は「懐かしき古い曲」の意。
oratorio(伊) オラトリオは、宗教的道徳的内容の歌詞による叙事的な音楽作品。独唱、合唱、オーケストラなどを使用するが、舞台装置や演技を用いない点でオペラと異なる。
waltz(英) 円舞曲=ワルツ。独語の「walzen」(旋回する)が語源。
演歌は、日本の大衆音楽のひとつ。コブシなどが特徴。謡曲から派生した民衆歌謡の一種。
elegy(英) エレジー=悲歌。悲しみの詩。死者の哀悼の詩。また、そうした内容の音楽。
ecossaise(仏) エコセーズとは、19世紀に流行した2拍子系の速い舞曲。エコセーズの原意は「スコットランドの踊り」だが、起源は不明。
打ち込みものとは、シーケンサーやコンピューターに入力した電子楽器を自動演奏させ、人間の生演奏では不可能である正確無比なリズムやフレーズを得る、という手法を取り入れた音楽作品、アレンジを指す通称。
ウタものとは、声楽用として作曲された楽曲、または声楽的メロディの楽曲。 インストの対義。→インストゥルメンタル
aria(伊) アリア=オペラ、オラトリオ、カンタータなどの中の旋律的な独唱曲。詠唱。アーリア。 レチタティーヴォ
a capella(ラ) ア・カペラは、楽器伴奏のない合唱曲。アカペラと表記されることもある。元は、簡素化された教会音楽の様式や楽曲を指し、「礼拝堂風(聖堂風に)」という意味を持つ。