リコシェ
ricochet(英,仏) リコシェとは、弓奏楽器の奏法で弓を跳ねるように弾く奏法。弦の弾力性を利用し、弓を弦に落とした跳ね返りだけで音を跳ねさせながら速いスタッカートを一弓で演奏する。弓は弦から離れる。 スピッカート …
ricochet(英,仏) リコシェとは、弓奏楽器の奏法で弓を跳ねるように弾く奏法。弦の弾力性を利用し、弓を弦に落とした跳ね返りだけで音を跳ねさせながら速いスタッカートを一弓で演奏する。弓は弦から離れる。 スピッカート …
martellato(伊) マルテラートとは、弓奏楽器の奏法で、弓に弾力をつけ、叩くような力強いスタッカートを連続で奏する奏法である。スタッカートやアクセントのついた部分で用いる。マルトレ。
portamento(伊) ポルタメント(portamento)とは、ある音から他の音へ移る時、跳躍的・音階的でなく、音を滑らせる様に移る事。演奏技法のひとつで、声楽や擦弦楽器の表現方法。元は運ぶ、届けるといった意味があ…
bowing(英) ボウイングとは、ヴァイオリン属(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)の楽器などの擦弦楽器の演奏においての弓の動かし方、方法を指す。「bow」とは弓を意味する。擦弦楽器は、楽器の弦の上に弓の毛…
peg(英) ペグ=糸巻き。弦楽器において、弦を巻き取って締める部品を総称して呼ぶ。楽器の種類などによってペグの材質、形態は様々。
flageolet(英) フラジョレットとは、ヴァイオリン等の弦楽器におけるハーモニクス奏法の事。
pizzicato(伊) ピッツィカートとは、バイオリンなどの擦弦楽器で弓を使わずに指で弦をはじく奏法(記号はpizz.)。再び弓で奏する時はアルコ(arco)と記される。つままれた、はじかれたといった意味がある。ピチカ…
viola(伊・英) ビオラ=ヴィオラ。ヴァイオリン属の中音部楽器。形はヴァイオリンよりやや大きく、深みのあるややこもった音が出る。ピッチはヴァイオリンよりも完全5度低い。
violin(英) バイオリン=ヴァイオリン。
sautille(仏) ソティエとは、弓奏楽器おいて、弓の中心を弦の上で跳ねさせることで短い音を出す奏法弦から弓が離れかかっている状態を作り跳ねさせて奏する。記号はスタッカートと同じ。 スピッカート リコシェ
sul ponticello(伊) スル・ポンティチェッロとは、「ブリッジ(駒)の上で」という意。弦楽器において、弓の擦弦する位置をブリッジ(駒)の極近くにするという指示。倍音の多い独特な効果が得られる。スル・ポンティチ…
sul tasto(伊) スル・タストとは、「指板の上で」という意。弦楽器において、弓の擦弦する位置をブリッジ(駒)から指板の上にする事。
spiccato(伊) スピッカートとは、弓奏楽器おいて、弓の中央部を弦の上に落として跳ねるようにすぐに持ち上げることで短い音価の音を出す特殊奏法。跳ねさせる時に弓は弦から完全に離れる。記号としてはスタッカートと同じであ…
bowed string instrument(英) 擦弦楽器(さつげんがっき)とは、弦鳴楽器のうち、弦を擦ることで音を鳴らす楽器である。弓を用いて弾く「弓奏楽器」と弓以外のものを用いて弾く「弓奏楽器以外の楽器」がある。
胡弓(こきゅう)とは、擦弦楽器のひとつで、アジア各地に同種楽器が分布している。 日本の胡弓には3弦型、4弦型、沖縄胡弓があり、尺八にその場を譲るまでは三曲の担い手として活躍した。 胡弓の形状と演奏スタイル 胡弓は、三味線…
chordophone(英) 弦鳴楽器(げんめいがっき)とは、弦が張られており、その弦を振動させることによって発音する楽器である。撥弦楽器(はつげんがっき)、擦弦楽器(さつげんがっき。弓奏楽器および弓奏楽器以外の楽器)、…
弓奏楽器(きゅうそうがっき)とは、擦弦楽器のうち、弓を用いて弾く楽器である。 弓弦で擦って奏する楽器を指し、リュート属、ツィター属の楽器がある。一方、リラ属、ハープ属の楽器はほとんどない。
viola(伊・英) ヴィオラとは、ヴァイオリン属の中音部楽器。形はヴァイオリンよりやや大きく、深みのあるややこもった音が出る。ピッチはヴァイオリンよりも完全5度低い。弦楽四重奏の発達に伴い、オーケストラだけでなく室内楽…
violin(英) ヴァイオリンは、ヴァイオリン属の高音部を担当する擦弦楽器。 ヴァイオリンの全長は約60cm、弦は4本でそれぞれG線、D線、A線、E線からなりE線にはスティール弦(今日ではナイロンも用いられている)、そ…
arco(伊) アルコ奏法。アルコは、弓を使った弦楽器の演奏法。英語ではボウイング。 対となる語はピッツィカート。