エチュード
「エチュード」について、用語の意味などを解説
etude(仏)
エチュード=練習曲。ツェルニーの様に演奏技術の習得用作品と、ショパン、リスト、ドビュッシーの作品の様に技巧を誇示する演奏会用作品とがある。教則本はメソッド(method)と呼ばれる。楽器や歌の演奏技巧を修得するための楽曲であり、曲によって修得を目指す演奏技巧が特定されている。
技術的な面に着目し、単純なものを機械的に反復練習することで基礎的な演奏能力を高めることを目的とした「演奏技術習得用の作品」に対し、演奏会用作品は、そうした技術習得要素を持ちながらも音楽的内容を高め、ある程度鑑賞に適したものに仕上げられている。
「エチュードとは」音楽用語としての「エチュード」の意味などを解説
Published:2024/04/18 updated: