チェンバロ
Posted by Arsène
「チェンバロ」について、用語の意味などを解説
cembalo(伊)
チェンバロとは、16-18世紀に広く用いられた鍵盤楽器。鳥の羽軸や皮などで作られた小さな爪(プレクトラム)が金属製の弦をはじく事で発音する。
音楽用語 Related
- グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ clavicembalo col piano e forte(伊) グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテは、1700年頃に登場したピアノの原型となる楽器で鍵を押すと鍵に連動した弦をハンマーで叩く機構を持つ楽器で…...
- チェレスタ celesta(伊) チェレスタとは、小型のアップライト・ピアノに似た形をもつ打楽器。鍵盤を押すとハンマーが鉄片を打ち鳴らす。このため、繊細な鐘のような音色を持つが、グロッケンシュピールほどの明るさはない。チェレスタにも…...
- チューバ tuba(英・仏・伊) チューバは、金管楽器のひとつ。バルブの付いた太い円錐形をしており管弦楽、吹奏楽、金管楽器セッションにおいての低音部(バスまたはコントラバス)の役割を果たす。丸みがありダイナミクスの大きい存在感ある…...
- アダージョ adagio(伊) アダージョ=ゆるやかに。ゆったりと。慎重に。アンダンテとラルゴの間の速度。交響曲の緩徐楽章でよく使われる。速度標語のひとつ。...
- アレグロ・モデラート allegro moderato(伊) アレグロ・モデラート=ほどよく速く。...
- エスプレッシーヴォ espressivo(伊) エスプレッシーヴォ=表情豊かに。表情に富んだ。表現力のある。エスプレッスィーヴォ。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。...
- カポタスト capotasto(伊) カポタストとは、ギターのネックに取り付け、全ての弦を同じフレットで同時に押さえつけて固定する、一種の移調器具。カポ。...
- 奇想曲 capriccio(伊) 奇想曲=カプリッチョ。気まぐれな性格の器楽小品。...
- コンチェルト concerto(伊・英・仏) コンチェルト=協奏曲の事。コンチェルトは、独奏楽器とオーケストラ(管弦楽)によって演奏される形式で多楽章で構成される楽曲。...
- スケルツォ scherzo(伊) スケルツォとは、快活な三拍子の器楽曲。ベートーヴェンは交響曲などの第3楽章に使用。諧謔(かいぎゃく)曲。元は「冗談」という意味を持つ。...
- ダ・カーポ da capo(伊) ダ・カーポとは、「頭から」の意。D.C.と略記。冒頭に戻り曲の終り、またはfineと書かれた所まで繰り返す。「最初から」。 da=「~から」、capo=「頭、最初、先頭」。...
- テンポ・プリモ tempo primo(伊) テンポ・プリモ=最初の速さで。Tempo Iとも書く。 ア・テンポ...
- ピウ piu(伊) ピウ=よりいっそう。...
- フーガ fuga(ラ・伊) フーガとは、冒頭に提示された主題が、複数の声部間で対位法に、次々と規則性をもって模倣反復される楽曲。全体は、主題とその応答からなる提示部と、エピソードとの交替で構成される。語源としてはラテン語の「fu…...
- メゾ・フォルテ mezzo forte(伊) メゾ・フォルテ=少し強く。mfと略記。 強弱記号の一つ「フォルテ=強く」の頭に「メゾ=半分くらい」を付け、「メゾ・フォルテ=少し強く」という意味となる。強弱としてはフォルテよりやや弱い。 フ…...
- 連弾 (piano)for four hands(英) 連弾とは、2人の奏者が同じ1台のピアノで共演する事。...
- ドレンテ dolente(伊) 悲痛な。悲しげに。苦痛な。悲嘆にくれた。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。...
- ペルデンドシ perdendosi(伊) ペルデンドシ=消えていく。失っていく。しだいに消えていく。だんだん遅く、消えていく。あったものが無くなっていく。速度を落とし、力を弱めていく。ペルデンドスィ。 発想記号(発想標語、曲想標語)の…...
- ヴォランテ volante(伊) ヴォランテ=飛ぶように速く。飛ぶような。飛んでいる。ボランテ。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。...
- ストラッシナンド strascinando(伊) ストラッシナンドとは、音を引きずるように伸ばして、音を引き伸ばしながらゆっくりと演奏するという意味を示す。...
「チェンバロとは」音楽用語としての「チェンバロ」の意味などを解説