ライト・ハンド奏法
Posted by Arsène
「ライト・ハンド奏法」について、用語の意味などを解説
right hand playing(英)
ライト・ハンド奏法は、ギター、ベースの奏法のひとつ。
右手の指でハンマリング・オン、プリング・オフのテクニックを行う。
ライト・ハンド奏法は、右手でピッキングせずにフィンガーボードに指を叩き付けるという、タッピングをする事で音を出す。
左手指のハンマリングやプリング、チョーキング、トレモロ・アームなどと併用したり、複数の右手指を使う事で多種多様なスピーディーなフレーズを演奏する事が可能。特にロック系のギタリストが好んで使っている。
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「ライト・ハンド奏法とは」音楽用語としての「ライト・ハンド奏法」の意味などを解説
Published:2024/04/27 updated: