オルガン
「オルガン」について、用語の意味などを解説
organ(英)
オルガンとは、パイプ(笛)を発音源とする鍵盤楽器。空気をためて圧力を加え、その空気を放出する時にバルブを通して調音したパイプに送り込むことで音を出す。フルー管、リード管といったパイプがある。パイプ群を複数備えているオルガンの場合、ストップ(音栓)という機構によって、発音するパイプ群を選択する。鍵盤とパイプを繋ぎ、鍵盤の動きによって風箱のパレットを開閉するためのキー・アクションにより圧縮された空気が特定のパイプに送り込まれる。
ストップ(音栓)
ストップ(音栓)には、基本ストップ、コーラス、フルートストリング、コーラスリード、セミコーラスリードなどの種類がある。
キー・アクション
キー・アクションには、鍵盤とパレットが金属製の棒で機械的に直結している「トラッカー・アクション」の他、空気圧のモーターにより鍵盤操作に要する力を軽減した、「バーカー・レバー・アクション」、大型オルガンに見られる電動式の「エレクトロニューマティック・アクション」といったものがある。
「オルガンとは」音楽用語としての「オルガン」の意味などを解説
Published:2024/04/18 updated: