カバサ
「カバサ」について、用語の意味などを解説
Cabaza
カバサとは、ビーズとヒョウタンが擦れ合うことで、独特の音を出す体鳴楽器、シェイカー楽器のひとつである。円柱形で、側面に金属のビーズ・数珠が巻きつけてあり柄を回して玉を本体にこすりつけて音を出したり、楽器を振り下げたりして音を出す。現代で用いられるカバサは、金属のビーズで覆われた丸いヘッドに、木の持ち手が付いているが、伝統的なカバサは瓢箪(ひょうたん)の実で作られており、プラスチック製のビーズを付けたひもがゆるめに巻かれている。アフォシエとも呼ばれる。現代のカバサは、メタルカバサ(metal cabaza)と呼ばれることもある。なお、ポルトガル語のcabaçaは瓢箪を意味する。
カバサの奏法や音色
一方の手で持ち手を持ち、もう片方の手のひらに乗せたヘッドを回転させて演奏する。柄を回したり楽器を振り下げたりして音を出す。音色は、瓢箪で作られた伝統楽器のカバサと現代のカバサで異なる。シェーカー楽器であるため、一般的にマラカスが演奏するリズムと似た、連続する8分音符のパターンを演奏する。
「カバサとは」音楽用語としての「カバサ」の意味などを解説
Published:2024/04/19 updated: