センツァ
senza(伊) センツァ=「~なしに」。「~なしで」。他の用語と合わせて用いる(「センツァ・テンポ」など)。 オープン
イタリア語(伊語)
senza(伊) センツァ=「~なしに」。「~なしで」。他の用語と合わせて用いる(「センツァ・テンポ」など)。 オープン
sensibile(伊) センシービレ=鋭敏に。敏感に。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
serioso(伊) セリオーソ=真面目に。厳粛に。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
segno(伊) セーニョとは、ダル・セーニョで戻るための目印となる箇所を示す記号である。セーニョマーク。 𝄋
slentando(伊) スレンタンド=緩めながら。遅くしながら。徐々にゆったりゆっくりと速度を落とし、リズムも緩めて。
sul ponticello(伊) スル・ポンティチェッロとは、「ブリッジ(駒)の上で」という意。弦楽器において、弓の擦弦する位置をブリッジ(駒)の極近くにするという指示。倍音の多い独特な効果が得られる。スル・ポンティチ…
sul tasto(伊) スル・タストとは、「指板の上で」という意。弦楽器において、弓の擦弦する位置をブリッジ(駒)から指板の上にする事。
smorzando(伊) ズモルツァンド=弱くしながらだんだん遅く。弱めながら。だんだん静まって。和らげながら。だんだん消え入るように和らげて。スモルツァンド。
smorzando(伊) スモルツァンド→ズモルツァンド 弱くしながらだんだん遅く。だんだん消え入るように和らげて。
smanioso(伊) ズマニオーソ=熱狂的に。荒れ狂って。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
sforzando(伊) スフォルツァンド=特に強く。特定の一つの音を強調する。sf、sfzと略記。スフォルツァート(sforzanto)ともいう。先頭の「s」は強調の意味を持ち、フォルツァンドをさらに強調する。
sforzato(伊) スフォルツァート=強制された。無理矢理に。無理に力を加えられた。強いられた。その音のみを強調。フォルツァートよりも強調。sf。
spiritoso(伊) スピリトーソ=元気に。生気に満ちて。スピリトーゾ。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
subito(伊) スービト=すぐに。直ちに。突然に。 強弱記号において強さの変更を明確に示す付加語として用いられる。 (例:subito f)
spiccato(伊) スピッカートとは、弓奏楽器おいて、弓の中央部を弦の上に落として跳ねるようにすぐに持ち上げることで短い音価の音を出す特殊奏法。跳ねさせる時に弓は弦から完全に離れる。記号としてはスタッカートと同じであ…
snello(伊) ズネッロ=敏捷に。速く。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
strepitoso(伊) ストレピトーソ=騒がしく。喧しく。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
stretto(伊) ストレット=狭い。きつい。狭苦しい。緊迫した。狭くという意味から、速度などが徐々に高まっていくことを示す。フーガにおいては、主題が完全に終わる前に他の声部が主題・対主題を演奏し始める技法を意味する。…
stringendo(伊) ストリンジェンド=だんだん速く。締めつけながら。きつくしながら。固く締めつけ、絞り込みながら。切迫して速くなる。ストゥリンジェンド。
strascinando(伊) ストラッシナンドとは、音を引きずるように伸ばして、音を引き伸ばしながらゆっくりと演奏するという意味を示す。
stentando(伊) ステンタンド=辛そうに。重たげに。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。
staccatissimo(伊) スタッカーティシモとは、スタッカートをさらに強調し、音同士を特に短く切り離して演奏することを示す。略語では「staccatiss」。スタカッティシモ、スタカティッシモ。
staccato(伊) スタッカートとは、音と音の間を切って演奏する事。「レガート」の対語。stacc.と略記。楽譜では符頭の上下に(・)を付けて指示。元は、離れた、分かれた、分離されたという意味を持つ。 スタッカーティ…
scherzoso(伊) スケルツォーソ=おどけた。冗談の。滑稽な。 発想記号(発想標語、曲想標語)のひとつ。 スケルツォ
scherzo(伊) スケルツォとは、快活な三拍子の器楽曲。ベートーヴェンは交響曲などの第3楽章に使用。諧謔(かいぎゃく)曲。元は「冗談」という意味を持つ。