ライトモティーフ
Leitmotiv(独) ライトモティーフは、「示導動機」とも。特定の動機が、ある人物・事象・想念などを象徴しつつ繰り返し現れ、作品全体の展開・誘導と統一に貢献する手法。特にウァーグナーの後期の楽劇で用いられた手法の事を…
ドイツ語(独語)
Leitmotiv(独) ライトモティーフは、「示導動機」とも。特定の動機が、ある人物・事象・想念などを象徴しつつ繰り返し現れ、作品全体の展開・誘導と統一に貢献する手法。特にウァーグナーの後期の楽劇で用いられた手法の事を…
Moll(独) モル=短調。英語ではminor(マイナー)。音から全音→半音→全音→全音→半音→全音→全音の順に音が上がる。モール。 ドゥア
Lieder ohne Worte(独) 無言歌は、19世紀のキャラクター・ピースのひとつ。「Lieder ohne Worte」の原意は「言葉のない歌」。メンデルスゾーンが使い始め、8巻の「無言歌集」を出版している。
unedliche Melodie(独) 無限旋律は、明確な段落や終止感を持たずに発展し続ける旋律。ウァーグナーの旋律の特徴のひとつ。
polka(英・独・仏・伊) ポルカ(polka)とは、1830年頃チェコ(ボヘミア)で興り、急速にヨーロッパに広まった速い2拍子の舞曲。
Blockflöte(独) ブロックフレーテ=リコーダー。
Flugelhorn(独) フリューゲルホルンとは、金管楽器のひとつで、トランペット・コルネットに似ており、同じく3つのバルブを持つ。フリューゲルホーン。 Flügelhorn、Fluegelhorn。
Fanfare(独) ファンファーレとは、儀式、軍隊、狩猟などに用いられるトランペットやホルンなどの信号。
Expressionismus(独) 表現主義とは、20世紀初頭、絵画における表現主義の影響下に、シェーンベルク達が採った自己の内面の表出を第一に考える音楽の傾向。
Niedertakt(独) ニーダータクト=下拍(かはく)。「nieder(ニーダー)」は「下へ」、takt(タクト)は「拍」を意味する。拍子をとる際に指揮棒や手を下ろすことから。英語ではdown beat(ダウンビート…
Dur(独) ドゥア=長調。英語ではmajor(メジャー)。主音から全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音の順に音が上がる。 モル
Zyklus(独) ツィクルス=連続演奏会。
Zither(独) チター属→ ツィター属。弦鳴楽器のうち、台形の箱の底辺に平行に複数の弦を張った楽器。 チター
Zither(独) チターとは、オーストリアなどのアルプス地域で愛奏されてきた撥弦楽器のひとつ。薄い箱形の本体には奏者側にフレット付きの指板があり、その上に計30数本の弦が張ってある。ツィター。 チターの演奏スタイル チ…
Taktstock(独) タクトシュトック=指揮棒。指揮者が持つ棒。 タクト
Takt(独) タクト=拍子、拍。指揮、指揮棒。 タクトシュトック
Sequenz(独) ゼクエンツ=反復進行。同じ音型を順次上げて(あるいは下げて)反復する技法。 ある楽句を音高を変えながら反復させること。ゼクヴェンツ。英語では「sequence(シークエンス)」。
Auftaktigkeit(独) 弱起とは、旋律や曲が弱拍、すなわち小節内の第1拍目以外の拍から始まる事。
Urtext edition(独) 原典版とは、作曲家の自筆譜や同時代の筆写譜を元にした、できる限り作曲家の意図を忠実に再現することを目的とした楽譜の版。ウアテクスト。
Generalprobe(独) ゲネラルプローベ=公演直前の総練習。ゲネプロ。
Generalpause(独) ゲネラルパウゼ=全体の休止。特にオーケストラ音楽で全声部が同時に休む事。G.P.と略記。
Kochel Verzeichnis(独) ケッヘル番号とは、W.A.モーツァルトの作品にケッヘルが与えた作品整理番号。KvまたはKと略記。数度改訂され初版、第3版、第6版の番号がよく用いられる。
gestopft(独) ゲシュトップトとは、ホルンのベル部分に右手を差し込んで演奏する事。音色が暗くなると同時にピッチが半音下がる。
Klavier(独) クラヴィーアは、鍵盤楽器の総称。通常クラヴィーアはチェンバロ、クラヴィコード、ピアノを意味するが、場合によってはオルガンを含める事もある。
Kapellmeister(独) カペルマイスターとは次のような意味を持つ。 (1)聖歌隊、オーケストラの指揮者・指導者。楽長。 (2)「音楽監督や主席指揮者の次に位する」常任指揮者。 マエストロ