ウッド・ブロック
「ウッド・ブロック」について、用語の意味などを解説
wood block(英)
ウッド・ブロックとは、空洞でスリット(割れ目)のある硬質の木のブロックを外側からばちで打奏する打楽器。堅木でできた小さな長方形の空洞(共鳴室)を持ち、音が共鳴するように設計されている。
ウッド・ブロックの音質
ウッド・ブロックの音質としては、乾いていて鋭く、突き抜けるような高いピッチで、音の減衰が速い。叩く部分によって多様な音色を出せる。音の減衰が速いためリムショットのような短いアタックを強調するために用いられる。
ウッド・ブロックの奏法
ウッド・ブロックは、ドラムのスティックや、硬いプラスティックのマレット、ゴムのマレットで叩いて演奏する。様々なサイズのものがあるため、複数の異なるピッチの音が必要な時は複数のウッドブロックを使用する。なお、ウッドブロックはロールが可能である。
「ウッド・ブロックとは」音楽用語としての「ウッド・ブロック」の意味などを解説
Published:2024/04/18 updated: