タブラドラム
「タブラドラム」について、用語の意味などを解説
tabla drums
タブラドラムは、高音のタブラ、低音のバヤ(バーヤ)で構成される2つ一組の打楽器(ハンド・ドラム)である。単にタブラ、もしくはタブラ・バヤとも呼ばれる。指を使って演奏する。手のひらの付け根でヘッドを押すことでピッチを変化させることができる。主にインドやパキスタン、バングラデシュの音楽で用いられる。
タブラとバヤ
タブラと呼ばれる高音のドラムは、円錐形に近い木製の胴(シェル)で、バヤと呼ばれる低音のドラムは、銅やクロムやテラコッタ(素焼きの焼き物)製の半球形の鉢となっている。タブラドラムのヘッドは、3枚の皮で構成され、中央には黒い練り粉を固めた円形のものがある。二つのドラムを一人の奏者が演奏する。
「タブラドラムとは」音楽用語としての「タブラドラム」の意味などを解説
Published:2024/04/20 updated: