タンバリン
「タンバリン」について、用語の意味などを解説
tambourine(英)
タンバリンとは、丸い木枠の片面に、子牛の皮やプラスティック製の皮を張った打楽器で、丸枠の側面の穴に小さな金属製のジングル(小型のシンバル)が付けられている。小型の片面に皮を張った太鼓のひとつであるが皮のないものもある。主に木製の枠で、その側面に開けた小さい楕円形の孔に、2枚1組(1段式のものもある)の金属製の小さな薄い円盤(ジングル)を取り付けてある。
タンパリンの音は独特で目立つため、他の楽器と合わせてもよく音が通る。タンバリンの一般的なサイズは10インチであるが、6~15インチの口径まで様々なサイズがある。
タンバリンの奏法
一般的にタンバリンは手や拳、指で叩いて演奏する。叩けば音が出るため膝で打ち鳴らす場合もある。タンバリンではロール演奏も可能である。活気のあるリズムを強調したり、曲の要所に色どりやアクセントを添えるために用いられる。
タンバリンの演奏スタイルとしては
(1)膜面を手で叩く。
(2)枠を手で叩いたり振ったりしてジングルを響かせる。
(3)膜面を縁に沿って親指で擦ってジングルのトレモロ音を持続させる、などがある。
「タンバリンとは」音楽用語としての「タンバリン」の意味などを解説
Published:2024/04/20 updated: