ピッコロ
「ピッコロ」について、用語の意味などを解説
piccolo(英・仏)
ピッコロは木管楽器のひとつでフルート属に属する横笛である。音域がフルートよりも1オクターヴ高く、管長はフルートの半分。ピッコロは、高音域の響きが鋭く、旋律の輪郭を明瞭にするため大編成の管弦楽や吹奏楽の総奏部分に多く用いられる。ピッコロは高い音域を多く使用するため用途が限られてくる様に思いがちだが、低中音域の独特な音色を駆使した作品や鳥の声などを模した娯楽曲でも、深い表情を引き出す事ができたりと幅広く用いられる楽器である。ピッコロの音色として低音域では、フルートよりも冷たい音を持ち、息のような音色を持つが、中音域では息のような音色は無くなり音が明確になる。
「ピッコロとは」音楽用語としての「ピッコロ」の意味などを解説
Published:2024/04/25 updated: