ヴィブラスラップ
「ヴィブラスラップ」について、用語の意味などを解説
vivraslap
ヴィブラスラップは、キハーダ(ジョーボーン)代用楽器でありキハーダの現代版となる体鳴楽器・打楽器である。ビブラスラップとも表記される。
太い針金のような重いスティールの棒が、二重L字形の銃の持ち手のような形に折り曲げられており、太い棒の一方に扇形をした木製の箱が、もう一方におもりが付いている。
ヴィブラスラップの音と奏法
ヴィブラスラップは、L字形の底部を片手で持ち、おもりを手で叩くか、膝などにおもりを打ちつけることで音が出る。箱の中には鉄の小片・金属ピン(リベット)が取り付けられており、木の玉を手のひらで叩くと木の箱の中のリベットが上下に弾んで当たり、乾いた甲高い揺れる音が鳴る。動物の顎骨(がつこつ)のがたがたのような音であることからジョーボーン(jawbone)とも呼ばれる。
「ヴィブラスラップとは」音楽用語としての「ヴィブラスラップ」の意味などを解説
Published:2024/04/17 updated: