ニーダータクト
Posted by Arsène
「ニーダータクト」について、用語の意味などを解説
Niedertakt(独)
ニーダータクト=下拍(かはく)。「nieder(ニーダー)」は「下へ」、takt(タクト)は「拍」を意味する。拍子をとる際に指揮棒や手を下ろすことから。英語ではdown beat(ダウンビート)。
音楽用語 Related
- アウフタクト Auftakt(独) アウフタクト=弱拍。弱起。メロディや曲が弱拍や拍の裏から始まること。または、その音符。 曲の第1小節目の音が1拍目以外の拍で始まる事。 「auf(アウフ)」は「上へ」、takt(タクト)は「拍」を意…...
- ダウン・ビート down beat(英) ダウン・ビート=拍の表。指揮をとる時に、拍の表で手を振り下げる事に由来する。反対語はアップ・ビート。 ニーダータクト...
- アップ・ビート up beat(英) アップ・ビート=拍の裏。指揮をとる時に、拍の裏で手を振り上げる事に由来する。反対語はダウン・ビート。 アウフタクト...
- タクト Takt(独) タクト=拍子、拍。指揮、指揮棒。 タクトシュトック...
- ウアテクスト Urtext(独) ウアテクスト=原典版。作曲家の自筆譜や同時代の筆写譜を元に、現代において作成された楽譜。できる限り作曲家の意図を忠実に再現することを目的とした楽譜の版。「ur(ウア)」は「源」や「始まり」を意味する。...
- ミニマ minima(ラ) ミニマ=現代の二分音符。中世の四分音符であり、「最小」を意味する。...
- ガヴォット gavotte(英・仏) ガヴォット=17世紀フランスの舞曲。中庸な速度で2/2拍子。アウフタクトの開始が特徴的。...
- トレモロ tremolo(伊) トレモロとは、本来、同一音高上の「震動」を意味する。トレモロは次のような意味を持つ。 (1)声楽では、同一音高の急速な反復。 (2)弦楽器では、弓を急速に上下して出す同一音の急速な反復。または弓を返…...
- アフタービート after beat(英) アフタービートは、小節内の偶数拍または弱拍を意味する。この種のリズム感を強調するジャズ・フィーリングに由来し、現代のポピュラーやロックの分野にまで広く浸透している。...
- ユーロビート Euro beat(英) ユーロビートとは、1980年代半ば以降に日本のディスコで流行したダンス音楽で、ヨーロッパ産ディスコ・サウンドを総称する言葉。 シンセサイザーなどで作られた機械的なビートと、覚えやすいメロディが特…...
- ハーモニー harmony(英) ハーモニーとは、、同時に響く2つ以上の音で和音を構成する事。音楽の三要素のひとつで調和を意味する。また、メロディを包み込んで全体的な調和感を形成する和音、及びその和音を継続的に連結する事。和声。語源…...
- 強拍 strong beat(英) 強拍とは、小節または拍子の強部。「弱拍」の対語。...
- 拍 beat(英) 拍とは、拍子の単位。音楽の時間的継起における基本単位。拍にはまた、強拍と弱拍があり、その強弱の組合せが拍子を生む。ビート。...
- ビート beat(英) ビート=拍の事。ポピュラー音楽では拍子よりも1小節を幾つのビートで刻むかを重視し4ビート、8ビート、16ビートなどという事が多い。...
- オフ・ビート off beat(英) オフ・ビートは、本来は小節内の第1拍以外の音。ポピュラー音楽特有の弱拍にアクセントを付けたリズムの事。...
- 旋法 mode(英) 旋法(せんぽう)とは次のような意味を持つ。 主に旋法とは、音階の中でどの相対音を主音や終止音として捉えるかを定め、その定めによって生じる音の「秩序体系」を意味する。なお、この旋法の絶対音上のどの高さとする…...
- 弱拍 weak beat(英) 弱拍とは、小節または拍子の弱部のこと。「強拍」の対語。 オフ・ビート...
- アゴーギグ Agogik(独) アゴーギグとは、テンポに微妙な変化を付けて、音楽に精彩を与える事。 演奏する際に、厳格なテンポ、リズムに微妙な変化をつけて表情豊かにする方法。...
- ゲネラルパウゼ Generalpause(独) ゲネラルパウゼ=全体の休止。特にオーケストラ音楽で全声部が同時に休む事。G.P.と略記。...
- ポルカ polka(英・独・仏・伊) ポルカ(polka)とは、1830年頃チェコ(ボヘミア)で興り、急速にヨーロッパに広まった速い2拍子の舞曲。...
「ニーダータクトとは」音楽用語としての「ニーダータクト」の意味などを解説
Published:2024/04/25 updated: