クイーカ
「クイーカ」について、用語の意味などを解説
cuica,quica,puita
クイーカ(プイータ)は、片面だけに皮が張られたシングル・ヘッドの打楽器(摩擦太鼓)である。金属製や木製の胴に子牛の皮が張られており、この太鼓に手を入れ、濡れた布で棒を往復するように擦ると、うなり、うめき、叫び、ため息のような独特の音が出る。3オクターヴの音域を持つが、音高のない楽器として扱われる。太鼓の中、ドラムヘッドの内側の中心に、竹などの木製の棒)が取り付けられている。クイーカの一般的なサイズは厚さ約12インチ口径9インチであるが、様々なサイズのものがある。
クイーカ(プイータ)の奏法
クイーカ(プイータ)の奏法としては、太鼓の中に手を入れ濡れた布で棒を往復するように擦って演奏する。もう一方の手の指でドラム・ヘッドを押したり、棒を触る手の力を加減したりするとピッチを変化させることができる。演奏するリズム・パターンは、やボンゴやコンガ、マラカスのものに近い。
「クイーカとは」音楽用語としての「クイーカ」の意味などを解説
Published:2024/04/19 updated: